情報の交差点 1年間の活動報告案


情報の交差点 総括 案

平成291128

はじめに

みなさんとの出会いから1年が過ぎようとしています。小金井市、三鷹市、武蔵野市の三市の市民10人が地域福祉ファシリティテーターとして情報の交差点チームに結集し活動してきました。

みなさま、肩書をとり、市民として地域の課題解決に向けてお一人おひとりの活動があったと思います。

また、具体的な三つの自前講座を実施することで成果や課題が浮き彫りにされたことと思います。

自分たちが決めた目標にどう努力し達成点はどこにあり、克服すべき課題を突き詰めれば今後の展開などが見えてくるのではないかと思います。

 

結成

この指とまれでなんとなく集まった10人。地域の小さな困りごとが解決できないか、そのためにはどんな情報があり、また、どこに行けば情報が得られるのか、情報を整理する場を提供することができるのか、色々な意見が飛び交う中、とりあえず「◯◯の交差点」というチーム名としました。活動の目標、具体的な展開を討論する中、「情報の交差点」というチーム名としました。

 

行動指針

活動目的=暮らしの小さな困りごと解決/地域の人と人のつながり強化

ねらい=地域住民と共に支え合い、いきいき生活できる仕組みづくり

実施目標=都市化と共に生じている以下の問題を解決する

  ①近所付き合い減少

  ②困りごと相談窓口がない

  ③個人ニーズと情報やサービスとの接点がない

実施活動=ニーズある人が気軽に出向き役立つ情報得られる場の設置

       =手づくり出前講座を3市それぞれで企画・提案

講座コンセプト=

  ①行きやすい場所

  ②気軽に入り易いテーマ

  ③運営費(実費・助成金)

  ④広報(市報・ちらし・公共施設掲示

 

活動内容

打合せ

  会場

    ルーテル学院大学

    武蔵野プレイス

    三鷹ボランティアセンター

  小金井前原暫定集会施設

外部との交渉

   各市の警察署

   各市の消防署

   各市の市役所

   地域の会

外部の訪問

   朝陽学園

   森の小道

  その他

資料

  各市の便利帳(周辺の市も)

  各市の障害者福祉のしおり

  各市の高齢者のサービス

後援・共催、協力してくれた外部団体

  武蔵野市民社会福祉協議会

 武蔵野健康づくり支援センター

  三鷹市社会福祉協議会

  小金井市社会福祉協議会

  ルーテル学院大学

  一般社団法人全日本ろうあ連盟

  小金井市聴覚障害者協会

関係性

  後援依頼

  後援報告書

 

広報

  ビラの作成

  市報への掲載

  どんなところに掲載できたか

  ホームページの作成

  フェイスブックページの作成

 街の掲示板の活用

 

効果はどうであったか(後援報告書を中心に)

 ○武蔵野市自前講座

  名称:シニア・エアロ

  会場:武蔵野プレイス パフォーマンス・スタジオ

  講師:田中千代子先生(健康運動指導士)

  内容:シニアが生き活き暮らせるために、プロのトレーナーによるエアロ

    ビクスを企画。飯沼謙治の「ふるさとは今も変わらず」などを歌い、

    軽快な音楽で体を動かしたっぷり汗をかき笑顔でした。

  経費徴収:参加者1200円。

  参加者:18

  実施日:平成29年6月22日(木)

  成果:会場を変更しました。音楽やダンスは4Fフォーラムではまずいと

    いうので、B2のパフォーマンス・スタジオに変更しました。本格的な

    スタジオでプロの講師のレッスンでしたので、音楽に乗って快活に体

    を動かし、「心と体の解放」の場としてすごい効果を生みました。三市

    の社協のみなさまの応援があり、成功をおさめることができました。

 ○三鷹市自前講座

  名称:みんなでやろう!あそびとスポーツ!

  会場:ルーテル学院大学 トリニティホール、マルチコート

  講師:横森茂樹先生(武蔵野美術大学 身体運動文化講師)

  内容:小学生を対象に、横森先生の指導で、第1部は体操・あそび、第2

    部は縄跳び、ドッジボール、サッカーやリレーを行いました。暑い日

    でもあり、子どもたちは笑顔で汗いっぱいの1日を送りました。

  経費徴収:無料

  参加者:27

  実施日:平成29年8月22日(火)

  成果:27名の参加者。学生ボランティア、チーム員、関係者23名、合計

    50名で実施しました。子どもたちの目の輝きは夏休みの良い思い出に

    なったと思います。多地区(三市)、多世代交流が実現できました。こ

    れは思わぬ成果であり、今後の企画においても大いに活かせると思い

    ます。

 ○小金井市自前講座

  名称:私たちの知らなかった世界 聴覚障がいを知る

  会場:小金井市前原暫定集会施設1F A会議室

  講師:荒井康善先生(一般社団財団全日本ろうあ連盟理事)

  内容:講演会「聴覚障害とは」「東日本・熊本大震災を見ての現状」

    台風22号の影響で雨が降り足元が悪い中、43名の参加が得られまし

    た。聴覚障がい者に対し、手話は下手でも笑顔と気持ちとアイコンタ

    クトで。

  経費徴収:無料

  参加者:43

  実施日:平成291028日(土)

  成果:荒井先生の講演は実態に即していて非常にわかりやすかったです。

    気持ちで接して、困りごとを聞いて、解決する方法を具体的にしまし

    た。6班に分けてグループワークが行われ、活発な意見が出ました。「役

    に立てる力」「動く力」を身につけることができました。

  

物品の購入

 

自前講座

  講師の手配

  会場の確保

  参加者 募集

  企画書の作成

  アンケート 活用は

 

お土産

  お礼は

 

助成金の申請

 市からの助成金

  発表お礼

  さくらファンド

 

役割分担はどうであったか

  自前講座担当者の決め方

 

発表会

 

缶バッジ・プレートの作成

 

会計

 

保険

 

会議

 

 とりあえず私なりにまとめてみました。話のきっかけになればと思っています。振り返ってみますと、自前講座を難しい方向へとあえて進んだようです。だからこそ学ぶことが多かったような気がします。シニア、子ども、障がい者の分野を三市で実施しました。思わぬ多世代交流もあり今後の展開にヒントもあったようです。

 お疲れ様でした。 

松本輝一